京都市営地下鉄 つり革広告 解答 その1
2024年8月22日パンくずリンクがはいります(wordpress)
京都市営地下鉄 つり革広告 解答 その1
このマークは
「ランドルト環」と言います。
このアルファベットの「C」のようなマークは「ランドルト環(以下「C」記号)」と言われており、日本で最も広く用いられている世界共通の視力表です。
誰が作ったの?
フランスの眼科医エドムント・ランドルトによって1888年に発表されました。1909年にイタリアの国際眼科学会で国際的な標準視標として採用されました。
どうやって測るの?
「C」記号全体の直径:円弧の幅:輪の開いている幅=5:1:1のサイズです。
視力は分単位で表した視角の逆数で表します。5mの距離から約1.45mmの切れ目を判別できると視力1.0となります。
日本では直径7.5mm、太さ1.5mmの円の一部が1.5mm幅で切れている「C」記号を5m離れたところから見て正確に切れている方向が分かる能力を「視力1.0」としています。遠見視力の測定には5mまたは3mの距離を離して用いる視力検査表が用いられます。
※一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。
具体的な治療行為等などについては、必ず、医師等の診察を受けていただきますよう、お願いいたします。
この検査で
「眼の屈折力」が分かるんです。
のぞき込むと気球が見える検査機器は、「オートレフ・ケラトメーター(自動屈折度・角膜曲率半径測定装置)」と言います。
屈折力で何が分かるの?
気球の絵にどこでピントが合うかを自動的に測定して、僅か数秒の間に近視、遠視、乱視といった屈折異常や目のカーブ(角膜曲率半径)が分かります。
このデータでおよその目の屈折度が予測できるため、データをもとに視力検査を行い、視力検査で使用する矯正レンズを選択したり、眼鏡やコンタクトレンズの処方の際、参考にします。
なぜ気球の絵なの?
気球の絵を使用しているのは、自然と遠くを見ることを意識させるためです。人間の目は、遠くを見ているときはリラックスしている状態なので、余計な調節力が働いていない状態で検査を行うために、手前の道から遠くに気球の見える風景が採用されています。
測定時に気をつけることは?
①視線を固定して気球の絵を見てください。
②自然でリラックスした状態でのぞいてください。
無理に見ようとすると無駄な力が入って、目の調節機能が働いてしまい正確に測れないためです。
※一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。
具体的な治療行為等などについては、必ず、医師等の診察を受けていただきますよう、お願いいたします。